トラブル回避のため損傷確認はしますか?

空港内に併設された駐車場では、基本的に駐車場スタッフとの相互確認はされません。また、駐車場に駐車中のトラブルや損害については一切の責任を負わないと利用規約に明記されていますので、利用者もその点を理解し、自衛することが必要です。

空港周辺の民間経営駐車場では対応は様々です。

駐車場入庫時、出庫時ともに駐車場スタッフと利用者相互で車両の傷の確認を行う駐車場もあります。空港受け渡しサービス(デリバリー)のみ相互の傷の確認を行うという業者もあれば、逆に空港受け渡しサービスの際は相互の傷の確認を省略という業者もあります。自社のホームページで、相互に傷の確認を行うということを明記してある業者もあります。

利用者としては、入庫時・出庫時に駐車場スタッフと共に、車両の傷の確認と記録をする駐車場の方が安心度が高いでしょう。

また、入庫時・出庫時に車両の傷の確認をしない駐車場であっても、利用約款を読んでみると「預かり時と受け渡し時に相互未確認の車両の傷に関しては免責とする」という一文が書かれていたりします。

このことから、万が一に備えるためには入庫時に相互で傷の確認をしない駐車場には、「傷の確認と記録をするように利用者側から求める」ことも必要ではないでしょうか。また、予約する際に傷の相互確認作業をするかどうかを確かめてから予約するのも良いでしょう。

後からトラブルになりやすい問題ですので、利用者側も積極的に情報収集し、駐車場側に働きかけをすることも大切です。信頼のおける駐車場であれば、傷の相互確認についても誠意ある対応をしてくれるはずです。逆に、そのことについてうやむやな回答をする業者には注意した方が良いかもしれません。

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